地域課題の解決

「Arch to Hoop沖縄」の公式サイトをリニューアル

このたび、「Arch to Hoop沖縄」公式サイトがリニューアル。デザインイノベーションおきなわ(DIO)は、サイト全体のコンセプト設計、デザイン・ディレクションを担当し、「Arch to Hoop沖縄」の活動の価値をより明確に伝える表現へと刷新しました。

社会課題への参画を促すデザインの大切さ

「Arch to Hoop沖縄」は、子どもたちが“あきらめることなく自分の可能性を広げられる未来をつくる”ことを目指し、バスケットボールを通じた非日常体験や学びの機会を提供しています。

「子どもの貧困」という沖縄の社会課題に対して、“子どもたちの可能性を広げる”“子どもたちの選択肢を増やす”活動を続けている同団体の理念に共感し、DIOは設立当初からクリエイティブ面での支援を行ってきました。

今回のリニューアルで大切にしたのは、単なる情報発信ではなく、
「社会課題に関心を持ってもらい、参加したくなること」
「Arch to Hoopにかかわること自体が、ひとつのスタイルになること」
そんなマインドチェンジを促すことです。

ビジュアル、構成、導線設計において、ユーザーが直感的に活動の意図や背景を理解できるよう、コンセプトから丁寧に設計しています。

新事業「バスケコートレンタル」ページを新設

今回のリニューアルの大きなトピックの1つが、「Arch to Hoop沖縄」の新事業「バスケコートレンタル」ページの新設です。

移動式バスケットボールコートのレンタルにより、学校や地域イベント、商業空間など、さまざまな場所へバスケ体験を届けることが可能になります。
また、この取り組みは、若者就労支援事業所に通う若者たちの仕事にもつながっており、

  • チームで動くこと
  • 責任を持って役割を果たすこと
  • 主体的に行動すること

といった社会的スキルを身につける機会を生み出しています。

こうした事業の背景や価値が伝わるよう、ビジュアルとコピーで分かりやすく表現し、サービスの魅力訴求と利用検討者への導線を両立させました。

活動概要ページの概念図を刷新

今回、特に丁寧に時間をかけて制作したのは、「Arch to Hoopとは」に掲載されている活動概要の「概念図」と「企業とNPOの長期連携モデル」です。

概念図では、「Arch to Hoop」「Arch to Work」が、子どもたちや大人たちにとってどのような場であり、どのような未来につながっていくのかを、どうすれば最も伝わるかを重視しました。DIOメンバーとArch to Hoop沖縄の担当者が対話を重ねながら、構造そのものを整理し、視覚化しています。

また、「企業とNPOの長期連携モデル」は、活動を重ねる中で毎回行われてきた大人たちの振り返りや改善の積み重ね、そこから生まれた彼ら自身の「想い」や「考え」をイラストに落とし込んだものです。

活動概要は、サイト訪問者が最初に触れる“理解の入口”であり、共感を育てるための重要な要素となっています。

さいごに

「Arch to Hoop沖縄」の活動は、社会的意義の高い取組です。その価値を正しく伝え、活動そのものをドライブさせていくためには、「デザインのチカラ」が欠かせないとDIOは考えています。

今回のリニューアルを通じて、「Arch to Hoop沖縄」の活動に共感し、関わる人の輪がさらに広がっていくことを願っています。

Concept Design & Design Direction : DIO
Web Design : Emi TESHIGAHARA (MABATAKI, inc.)
Web Coding : Daichi UCHIKURA (MABATAKI, inc.) / Yoshimune YAGI (MABATAKI, inc.)

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